子供の虫よけの効果と使い方は?

子供の虫よけの効果と使い方は?

子供の虫よけは、蚊などの虫を殺すものではなく、虫が近づいたり、肌にとまったりするのを防ぐために使います。効果を得るには、年齢に使える製品を選び、表示された量と回数を守って、肌が出ている部分へ適切に塗ることが大切です。

子供の虫よけはどのように効果を発揮する?

虫よけ剤は、薬剤のにおいなどによって蚊やマダニなどが人の肌を見つけにくくし、刺されにくくします。虫を完全に寄せつけなくするものではないため、使用中でも虫に刺されることはあります。

効果の続く時間は、成分の種類、濃度、汗や水にぬれたかどうか、塗った量などで変わります。パッケージに使用回数や塗り直しの方法が書かれている場合は、その表示を優先してください。

子供に使える虫よけ成分の選び方

子供向けの虫よけには、ディートやイカリジンなどの成分を使った製品があります。成分によって使用できる年齢や回数が異なるため、「子供用」と書かれているかだけでなく、製品ごとの注意事項を確認しましょう。

確認する項目 見るポイント
対象年齢 子供の年齢で使用できるか
使用回数 1日に使える回数と、塗り直しの条件
使用部位 顔、手、首などに使えるか
成分と濃度 目的と使用時間に合っているか
剤形 ミスト、ジェル、ローションなど、子供に塗りやすいか

年齢制限や使用回数は、同じ成分でも製品によって異なる場合があります。特に乳幼児に使うときは、自己判断で大人用を少量に減らすのではなく、表示を確認してください。

子供への虫よけの正しい使い方

虫よけは、子供が自分で顔や手に吹きかけるのではなく、大人が手に取るか、周囲に飛び散らないようにして塗ります。次の順番で使うと、塗り残しや誤使用を防ぎやすくなります。

  1. パッケージで対象年齢と使用回数を確認する。子供の年齢で使用できるか、1日に何回まで使えるかを確認します。
  2. 肌に傷、湿疹、炎症がないか確認する。傷口や荒れている部分には塗りません。
  3. 大人の手に少量を取るか、製品の表示に従って塗る。肌が出ている部分に、薄くむらなく塗ります。
  4. 顔や首の近くは、手に取ってから少量ずつ塗る。目、口、鼻の周りや粘膜には付けないでください。
  5. 使用後は手を洗う。子供が目や口をこすらないよう、塗った後の手にも成分が残らないようにします。
  6. 必要な時間が過ぎたら、表示に従って洗い流す。帰宅後や入浴時に、石けんなどで洗い落とします。

スプレータイプを使うとき

スプレーを子供の顔へ直接吹きかけてはいけません。大人の手に吹きかけてから塗るか、顔から離れた場所で大人が使用し、子供が吸い込まないようにしてください。

室内や風の強い場所では、薬剤が周囲に広がったり、目や口に入ったりするおそれがあります。使用中にむせたり、目にしみたりした場合は、使用を中止して洗い流します。

日焼け止めと虫よけはどちらを先に使う?

日焼け止めと虫よけを併用する場合は、一般的には日焼け止めを先に塗り、肌になじんでから虫よけを使います。重ね塗りによって製品本来の効果や肌への影響が変わる可能性もあるため、両方の製品の表示に従ってください。

虫よけを塗り直すために、必要以上に日焼け止めまで重ねることがないよう、使用回数にも注意しましょう。水遊びや大量の汗で落ちた場合は、表示に従って塗り直します。

虫よけを塗ってはいけない場所

次の場所には、虫よけを塗らないでください。

  • 目、口、鼻の中などの粘膜
  • 傷口、湿疹、かぶれなど肌の異常がある部分
  • 手のひらや指先など、子供がなめる可能性がある部分
  • 衣服で覆われている部分

顔に使えるかどうかは製品によって異なります。表示に顔への使用が書かれていない場合は、顔には塗らず、帽子や長袖などで肌を覆ってください。

肌に異常が出たときの対応

赤み、かゆみ、腫れ、痛み、発疹などが出た場合は、すぐに使用を中止し、水やぬるま湯で洗い流します。症状が続く、広がる、強い痛みや呼吸の異常がある場合は、医療機関へ相談してください。

目に入ったときは、こすらずに流水で十分に洗い流します。洗っても痛みや見えにくさが続く場合は、製品を持参して眼科などへ相談してください。誤ってなめたり飲み込んだりした場合は、製品名と成分を確認し、医療機関や地域の相談窓口へ連絡します。

虫よけの効果を高める併用対策

虫よけだけで完全に刺されなくなるわけではないため、肌を露出しない工夫を組み合わせます。

  • 長袖、長ズボン、靴下を着用する
  • 明るい色の服を選ぶ
  • 草むらや水たまりの近くで長時間過ごさない
  • ベビーカーや寝具には、用途に合った虫よけ用品を使う
  • 帰宅後に衣服や体に虫が付いていないか確認する

ただし、衣類用の虫よけを肌へ直接塗ることはできません。肌用、衣類用、空間用など、用途が異なる製品を取り違えないようにしてください。

子供の虫よけは「年齢・成分・使う場所」を確認する

子供の虫よけは、対象年齢と使用回数を確認し、大人が肌の露出部分へ適量を塗るのが基本です。顔や手、傷のある肌には注意し、スプレーを直接顔へ吹きかけないでください。

まずは購入前にパッケージの「対象年齢」「使用方法」「使用回数」を確認し、使用後は肌の状態を見ながら洗い流しましょう。虫よけに加えて長袖などの対策も行うと、刺される機会を減らしやすくなります。