赤ちゃんの顔に使える保湿剤は?

赤ちゃんの顔に使える保湿剤は?

赤ちゃんの顔には、赤ちゃん向けとして販売され、無香料・低刺激の保湿剤が使えます。特に、白色ワセリンなどのワセリン類や、顔への使用が明記された乳液・クリームが選択肢です。

ただし、赤みや湿疹、ジュクジュクした部分がある場合は、保湿剤だけで様子を見ず、小児科や皮膚科に相談してください。月齢が低い赤ちゃんほど、まずは成分がシンプルなものから少量で試すと安心です。

赤ちゃんの顔に使いやすい保湿剤

顔に使えるかどうかは、商品の表示と成分を確認して判断します。次のような保湿剤が一般的な選択肢です。

種類 特徴 向いている使い方
白色ワセリン 皮膚の表面を覆い、水分の蒸発を防ぐ 乾燥した部分の保護、入浴後の仕上げ
ベビー用クリーム 油分が多く、乾燥が強い部分に使いやすい 頬などのカサつき
ベビー用乳液・ローション 伸ばしやすく、広い範囲に塗りやすい 顔や体の全体的な乾燥

ワセリンは水分を補うというより、皮膚を覆って水分が逃げにくくする保護剤です。肌が乾燥している場合は、ローションなどを塗った後にワセリンを重ねる方法もありますが、商品ごとの使用方法を優先してください。

選ぶときに確認する表示

赤ちゃんの顔に使う保湿剤は、次の条件を目安に選びます。

  • 顔に使用できると表示されている
  • 赤ちゃん・乳幼児向け、または敏感肌向けである
  • 無香料・無着色のものを優先する
  • アルコールなど、刺激を感じやすい成分が多く含まれていない
  • 使用期限や保存方法が守られている

「オーガニック」「天然成分配合」と表示されていても、赤ちゃんの肌に刺激がないとは限りません。精油や香料、植物エキスなどが含まれる商品もあるため、表示だけでなく全成分を確認しましょう。

顔に塗る手順

保湿剤は、肌が清潔なうちに、こすらず塗ることが大切です。

  1. 手を洗い、赤ちゃんの顔をぬるま湯などでやさしく清潔にする。
  2. タオルを押し当てるようにして、水分を拭き取る。
  3. 保湿剤を手に取り、頬・額・あごなどに少しずつ置く。
  4. 肌をこすらないよう、手のひらでやさしく広げる。
  5. 口や目に入らないよう確認し、べたつきが強ければ量を調整する。

乾燥しやすい場合は、入浴後だけでなく、顔を洗った後や汚れを拭き取った後にも塗ります。塗る量は商品によって異なるため、まずは説明書の使用量に従ってください。

初めて使うときは少量で試す

初めて使う保湿剤は、顔全体に塗る前に、腕や太ももなど目立ちにくい場所へ少量塗って様子を見ます。赤み、腫れ、かゆみ、ブツブツなどが出た場合は使用を中止し、洗い流せるものはやさしく洗い流してください。

異常が続く場合や、顔に強い反応が出た場合は、自己判断で別の商品を次々に試さず、小児科や皮膚科に相談しましょう。

赤みや湿疹があるときは保湿剤だけでよい?

軽い乾燥だけなら保湿で改善することがありますが、赤みや湿疹がある場合は原因によって必要な対応が異なります。保湿剤を塗って悪化する、数日塗っても改善しない、繰り返すといった場合は、保湿剤だけで対応できない可能性があります。

次のような症状がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。

  • 赤みやブツブツが広がっている
  • 強くかいている、痛がっている
  • ジュクジュクしている、膿や黄色いかさぶたがある
  • 目の周りや口の周りに症状がある
  • 保湿しても改善しない、何度も繰り返す

顔に塗らないほうがよいもの

大人用の化粧水や乳液、香りの強いクリーム、精油入りの製品は、赤ちゃんの顔に自己判断で使わないほうが無難です。体用の商品も、顔への使用が認められているか確認してから使ってください。

また、食用の油や手作りの保湿剤は、衛生状態や肌への刺激を判断しにくいため、赤ちゃんの顔への使用は避けましょう。

赤ちゃんの顔の保湿剤は、まず顔に使える表示がある無香料・低刺激の商品を選び、少量から試すのが基本です。乾燥だけならワセリンやベビー用の乳液・クリームが候補になりますが、赤みや湿疹、ジュクジュクした症状がある場合は、保湿剤を塗り続ける前に医療機関へ相談してください。