雨の日に子供が着るレインコートは、身長だけでなく、普段着の上から着たときのゆとりと動きやすさで選びます。大きめを選びすぎると、袖や裾が引っかかったり視界をさえぎったりするため、長く着る目的でも1サイズ以上の大幅なサイズアップは避けるのが基本です。
子供のレインコートは「身長」と「実際の動き」で選ぶ
まずは商品に表示された対応身長を確認し、その範囲に子供の身長が入っているサイズを候補にします。ただし、対応身長は目安なので、冬服や通園・通学用の上着の上から着る場合は、胸まわりや腕まわりに余裕があるかも確認してください。
サイズ選びでは、次の順番で見ると判断しやすくなります。
- 子供の現在の身長を測る。
- 商品のサイズ表で対応身長を確認する。
- 普段着の上から試着する、または商品寸法と手持ちの上着を比べる。
- 腕を前に伸ばす、曲げる、歩く、しゃがむ動作ができるか確認する。
- 袖口、裾、フードが長すぎないか確認する。
サイズが合っているか確認するポイント
レインコートを着た状態で、腕を動かしやすく、視界が確保され、裾を踏まないことが大切です。次の項目を満たしているか確認しましょう。
- 肩や胸まわりがきつくなく、前のファスナーやボタンを閉められる
- 腕を前に伸ばしたとき、袖が手のひらを大きく覆わない
- 手首の部分をゴムやボタンで調整できる
- 歩いたときに裾を踏まない
- しゃがんだり、傘や荷物を持ったりできる
- フードをかぶっても前方や左右が見える
袖や裾が少し長い程度なら、調整機能で対応できる場合があります。一方で、袖が手を覆う、裾が足元に近すぎる、フードがずれて視界をさえぎる場合は、成長を見込んだ大きめサイズでも避けたほうがよいでしょう。
身長の境目で迷ったときの選び方
子供の身長がサイズ表の境目にある場合は、季節や着用する服の厚さで決めます。薄手の服の上に着る春・夏用なら、現在の身長に近いサイズのほうが動きやすい傾向があります。
厚手のトレーナーやアウターの上に着る場合は、対応身長が上のサイズも候補になります。ただし、上のサイズを選ぶときは、袖口や裾を調整できること、試着して動きを妨げないことを確認してください。
| 着る場面 | サイズ選びの考え方 |
|---|---|
| 薄手の服の上に着る | 現在の身長に合うサイズを優先する |
| 厚手の服や上着の上に着る | 胸まわりや腕まわりに余裕のあるサイズを検討する |
| 短時間の雨よけに使う | 大きさよりも動きやすさと着脱のしやすさを優先する |
| 通園・通学で頻繁に使う | 袖口、フード、裾を調整できるか確認する |
年齢だけでサイズを決めないほうがよい理由
同じ年齢でも、子供によって身長や体格、服の厚さが異なります。そのため、「何歳用」という表示だけで決めず、身長と商品のサイズ表を優先してください。
身長が分からない場合は、頭頂部からかかとまでを壁に沿って測ります。靴を脱ぎ、背中を伸ばして立った状態で測ると、サイズ表と比べやすくなります。
レインコートの種類によるサイズの違い
コート型
コート型は袖があるため、腕の長さと肩まわりの確認が重要です。ランドセルやリュックを背負ったまま使う場合は、背中にマチがあるタイプや、荷物を背負える設計の商品を選びます。
通常のレインコートを荷物の上から着ると、前を閉じにくくなったり、背中が引っ張られたりすることがあります。商品が荷物を背負った状態に対応しているか、サイズ表や説明で確認してください。
ポンチョ型
ポンチョ型は袖の長さよりも、前後の丈と横幅、手を出し入れしやすいかを確認します。大きすぎると裾が足元や自転車の部品などに触れるおそれがあるため、必要以上に大きなサイズは避けましょう。
上下が分かれたレインウェア
上下が分かれたタイプは、上着だけでなくズボンの丈も合っている必要があります。ズボンの裾を引きずらず、膝を曲げたときに突っ張らないサイズを選びます。
通販で購入するときの確認方法
通販では試着できないため、子供の身長だけでなく、商品の実寸を確認します。特に、着丈、袖丈、胸まわり、ズボン丈など、商品ページに記載された項目を手持ちの服と比べると判断しやすくなります。
- 子供が実際に着る上着を平らに置いて、身幅や袖丈を測る。
- 購入予定のレインコートの商品寸法と比べる。
- 前を閉じたときに腕や胸がきつくならないか確認する。
- 返品・交換の条件と、試着できる状態を確認してから試す。
サイズ表の「対応身長」と「商品寸法」は別の情報です。対応身長が合っていても、ゆったりした上着の上から着ると窮屈になることがあるため、重ね着をする場合は商品寸法も確認してください。
レインコートを安全に使うための確認点
サイズが合っていても、フードで視界や音がさえぎられると周囲を確認しにくくなります。フードが顔にかかりすぎないか、首元やひもが引っかかりやすくないかを確認してください。
また、裾や袖が長すぎると、歩行や自転車の利用時に動きを妨げることがあります。自転車で使う場合は、一般的なレインコートのサイズだけで判断せず、自転車での使用に対応した商品か、説明書や注意事項を確認しましょう。
迷ったときの判断基準
子供の身長がサイズ表の範囲内で、普段着の上から着ても動きやすいなら、そのサイズが基本です。大きめを選ぶ場合は、袖口や裾を調整でき、フードで視界が隠れず、歩いたりしゃがんだりできることを条件にしてください。
「長く着られそうか」よりも、「今、安全に動けるか」を優先すると、サイズを決めやすくなります。購入前は、身長、重ね着の量、袖と裾の長さ、フードによる視界の4点を確認しましょう。>







